アウシュヴィッツに祈りを、解放73年式典

2018年1月27日 アウシュヴィッツ強制収容所 解放73年式典が開かれました

アウシュビッツで追悼式典 生還者も出席

第2次世界大戦中、ナチス・ドイツによる大量虐殺が行われたアウシュビッツ強制収容所が解放されて73年となった27日、収容所の跡地で、生還者も出席して、追悼の式典が開かれました。

 

ポーランド南部にあるアウシュビッツ強制収容所では、第2次世界大戦中、ナチス・ドイツによって、ユダヤ人を中心に少なくとも110万人が、ガス室などで虐殺されました。

収容所が解放されてから73年となった27日、収容所の跡地では、およそ60人の生還者も出席して犠牲者の追悼式典が開かれました。
この中で、ポーランドのモラウィエツキ首相は、「ここでは恐ろしい犯罪が行われた。人種差別や反ユダヤ主義などがあってはならない」と訴えました。

また、式典に先立って、生還者たちは、収容所で「死の壁」と呼ばれる、囚人たちが銃によって処刑された場所を訪れ花を手向けて犠牲者を悼みました。

政治犯として1年半を過ごしたというポーランド人のアリナ・ドムブロフスカさんは、NHKの取材に対し、「あす生きていられるかわからない恐怖を感じながら、1日1日を過ごしていました」と、当時の過酷な日々を振り返っていました。

ドムブロフスカさんは、94歳の今も、ポーランドやドイツの学校で体験を語り継ぐ活動を続けているということで、「自分の体験を若い世代に伝えることが重要です。いつまでも覚えていてほしい」と話していました。

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