「アウシュビッツの金庫番」94歳元ナチ隊員に禁錮4年 独裁判所

戦後処理はまだ終わっていないことを知るニュースです。

[リューネブルク(ドイツ) 15日 ロイター] – 第2次世界大戦中、「アウシュビッツの金庫番」として約30万人の殺害をほう助した罪に問われた元ナチス・ドイツ親衛隊員のオスカー・グレーニング被告(94)に対し、ドイツ・リューネブルクの裁判所は15日、禁錮4年の判決を言い渡した。

生存しているナチス関係者が高齢になるなか、今回の公判は最後の重大な裁判になる可能性があるとして世界的な注目を集めていた。

同被告は、現在のポーランドにあったアウシュビッツ強制収容所で働いていた。直接的に手を下してはいないとされるが、検察は、収容所に送られてきたユダヤ人から奪われた金品を管理する役割を担うことによって大量虐殺をほう助していたと指摘していた。

約3カ月にわたる裁判の末、裁判官はグレーニング被告が終戦後も「計り知れないほど深い罪」を裁かれることもなく、平和で静かな生活を送ってきたと断じた。

裁判所の広報官によると、同被告が控訴しないことを決めた場合、検察が実際に収監するかどうか、収監する場合はその時期や場所を決定するという。

 

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